「イップ・マン 葉問」を観た

ブルース・リーの師匠として知られている、詠春拳の達人イップ・マンを題材にしたカンフー映画
HEROなどに出演しているドニー・イェンが主役を演じている。


僕個人としてはあまり好きではないワイヤーアクションの使用を、ゼロではないものの、最小限にとどめているところは評価したい。

元々詠春拳は派手な技が少ないから、必然的にそうなったのかもしれないが、そのおかげで骨太なカンフーアクションになっている。


燃えよドラゴン」の冒頭シーンで、オープンフィンガー・グローブを付けてブルース・リーと試合をしているサモ・ハンがイップ・マンのライバル役として、そしてこの映画のアクション監督として参加している点も見逃せない。


映画のストーリーは、ライバルが自分の目の前で粗暴なイギリス人ボクサーに殺されてしまったイップ・マンが、ライバルのかたき討ちのためにイギリス人ボクサーに挑戦する。


試合後、リング上からマイクで人種間の差別の無意味を訴え、敵側のイギリス人の観客からもスタンディングオベーションを受ける。
そして最後は妻と喜びを分かち合う。


なんかどこかできいたようなストーリーだなあ、と思ってよくよく考えたら、まんま「ロッキー4」じゃん!


アクションは文句なしの二重丸。
だけどストーリーはパクリなので、自分的には星3つ!☆☆☆