「どろろ」を観たのだ



どろろ
 製作国:日本
 監督:塩田明彦
 アクション監督:チン・シウトン
 原作:手塚治虫
 出演:妻夫木聡柴崎コウ原田芳雄中井貴一


手塚治虫の同名漫画が原作。
魔物に奪われた体の48箇所を取り戻すために、日夜戦う百鬼丸が主人公のお話。
いっけん日本の戦国時代のようだが、架空の世界が舞台の怪奇ファンタジー物。


かつて白黒アニメがあったが、主人公の設定がアレなので、クレームがあったのか自主規制かはしらんが、地上波では再放送できない幻の作品となっていたハズ。(「妖怪人間ベム」も同様)
それが妻夫木聡柴崎コウ主演のメジャー映画として蘇るとは、けっこう驚きなんである。
この映画でも結構ヤバイシーンの目白押し。
制作はTBSだったと思ったが、TV放映時はどうやって処理するのだろうか?


もうひとつの見所は「Lovers」のアクション監督が参加していること。
そのおかげで日本映画とは思えないクオリティのワイヤーアクションが観られる。


だけど全体の演出には正直、センスを感じませんな。
最初からパート2、パート3を作ろうとしてるのがミエミエのラストシーンもあざとくてイヤらしい。