あなたもキケンな若者?
”最近の若者はすぐキレる、というような話ではありません。
特に若い世代に、選挙の投票を棄権する人が多いのです。
60歳代が76.1%に対し、20歳代は36.0%。
ちょっと危険な数字だと思いませんか?”
総務省の吊り革広告。
いうまでもなく危険と棄権をかけてるんだが。
このコピーを作った人は、「キマった!」と思ってるのかなあ。
たしかに注目させるタイトルだと思うけど。
この広告について言及している巷の感想(ブログ)を読むと、若い人ほど不快に感じているようだ。
つまり、
最近の若いもん=すぐキレる
というオヤジのステレオタイプな若者観が根底に感じられるからじゃないだろうか。
肝心の若者の気持ちを捉えられていないとしたら、この広告は失敗だと思うがどうだろう?
広告の良し悪しはともかく、投票率の話自体はわからないことはないけどね。
僕はいまの日本の富の分配は高齢者に偏りすぎていて、それが若い人が夢をもてなくなっている原因だと思っている。
しかしだからといって、諦めたり、ふてくされたりしてもしょうがない。
若い人はジジイども(=エスタブリッシュメント)に権力闘争を仕掛けてやる、という気概を見せなければいけない。
やっぱり選挙に行くことはその第一歩だと思うしね。