自分アウォーズ オブ 2006

いや〜、やっと年賀状を書き終えた。
いまから投函しても元旦には着かないだろうな。
常に問題の先送りをしてしまう悪い癖が最後の最後まで直りませんでした。
来年こそはこんな自分から脱却したいものである。


さて、今年は環境が変わってしまい、あまり映画は観れなかった。
映画館で観た本数は、昨年の4割ほど。
一番の原因は東京から地方都市に引っ越して、観れる映画が限られてしまったこと。
あとは、10月から個人的にある事を始めたので、仕事との両立で猛烈に忙しくなってしまったためである。



毎年、一年の終わりにその年に観た映画をランク付けするのを密かな楽しみにしている。
今年1年間に映画館で観た映画で、自分のなかでのベスト10を公表します。


1位「クラッシュ」
  ○ロスに住む普通の人々を描いた群像劇の傑作。
   とにかく脚本が良い。
2位「太陽」
  ○ロシアの名匠が昭和天皇の内面を描いた。
3位「弓」
  ○韓国の鬼才、キム・ギドクの本領発揮。
4位「ブロークンフラワーズ」
  ○Welcomeback! ジャームッシュ
5位「柔道龍虎房」
  ○香港の職人監督、ジョニー・トーのカルト青春映画。
6位「グエムル 漢江の怪物」
  ○怪獣エンターテインメント政治映画
7位「ユナイテッド93」
  ○事実を元にしたパニック映画の秀作。
8位「父親達の星条旗」「硫黄島からの手紙
  ○イーストウッドの真摯な演出に感服。
9位「風の前奏曲
  ○タイの実在の古典楽器演奏家を描いた、
   音楽エンターテインメント。
10位「スピリット」
  ○これも実在の武道家ジェット・リーが演じた格闘技映画。
   中村獅童がなかなかオイシイ役を演じている。





ベスト オブ 期待ハズレ


「プロミス」
 ●日本・華流・韓流3大スター競演で、しかも
  監督は巨匠チェン・カイコーと、錚々たる名前が連なり、
  いやがおうでも期待は高まったのだが・・・
  劇場は苦笑の渦に巻き込まれていたのだった。
  ご利用は計画的に。
「デイジー
 ●「インファナルアフェア」のアンドリュー・ラウが監督で、
  「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソン
  「猟奇的な彼女」のわが愛しのチョン・ジヒョンさまが競演。
  香港ノワール+韓流ラブロマンスということで、
  どうなるんだろうと期待しすぎた。 
「ソウ3」
 ●1作目の素晴らしさを台無しにしてしまった。
  


来年も忙しくなるけど、今年よりはたくさん観るつもりなのだ!