オイルではなくスキンクリームでした

やはり秋山はクロでした。
本人もゲロしたようです。


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20070111-00000014-spnavi-fight.html


それにしてもこの記事もおかしい。



”ワセリン、タイオイル等の塗布はなかったが、秋山は全身にスキンクリームを塗っていた。これは「ワセリン、タイオイルは認められないが、クリームはOKだと思っていた」という秋山の認識不足によるもの。検証、事情聴取の結果、(カメラの前で堂々と塗っていたことなどから)悪意ではなく過失と判断。”



ていうか、仮にルールに書いてなくたってそんなことやってバレたらどういうことになるのか、わからなかったのだろうか?
柔道時代にも前科があったことからもわかるように、彼の価値観では、おそらく罪悪感もほとんどないのだろう。


勝つためには何をやってもいい、というのは完全にアマチュアリズムだと思う。
プロフェッショナルは、勝ち負けよりもファンの信頼を失うことの方が大きな損失になるということを、彼は理解していないし、周りの人間も教えてやれなかったということだろう。


K−1にとって今回のことは、かなりのダメージになるのではないか。
ボブ・サップとの問題もあるし。
それでなくてもK−1はいま深刻なスター選手不足で、いまだにピーター・アーツとかジェロム・レ・バンナとか、十何年前の選手が、一線で活躍しなければならない状況。
一時は盛り上がったK−1MAXにしても、魔裟斗のあとの日本人スターが出てこない。
その上、HERO‘Sのエースになるはずだった秋山が落馬。
客が呼べる須藤元気、山本KIDはともにリタイア、とかなり厳しい状況に。


やはり稀代の興行師、石井館長フェイドアウトは痛かったようだ。


PRIDEはすでに地上波から追放されてるし、このままいくと格闘技は再びマイナーな世界に逆戻りするのかもしれない。